エアバス、税関・国境警備局からH125を16機受注 ミズーリ州で製造

エアバス、税関・国境警備局からH125を16機受注 ミズーリ州で製造

ニュース画像 1枚目:税関・国境警備局塗装
© AIRBUS
税関・国境警備局塗装

エアバスは2020年1月28日(火)、アメリカ国土安全保障省(DHS)税関・国境警備局(CBP)の組織、航空海上作戦局(AMO)から、H125を16機受注したと発表しました。納入は、2020年後半に開始します。

CBPとAMOに納入されるH125には、赤外線カメラや赤外線検出システム、暗視ゴーグル、ホイスト機能、スピーカーが搭載されます。AMOは、国境監視や捜索救助任務などでH125を運用します。エアバスは過去30年で、CBPにH125ファミリーとH120を100機以上、納入してきました。

受注したH125は、ミズーリ州コロンバスの施設で製造しています。この施設では従業員のうち40パーセントを占めるアメリカ軍の退役軍人が、アメリカ陸軍用のUH-72Aを生産しています。

H125は、法執行機関から需要の高いヘリコプターで、過去10年で北米に納入された法執行機関向けのヘリコプターのうち、ほぼ半数がH125です。この機種はデュアルハイドロリック、デュアルチャネルエンジンFADEC、耐衝突燃料システム、先進のガラスパネルコックピットディスプレイが搭載されており、パワーや多機能性などで知られています。

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