© ユーグレナ
国産バイオジェット燃料でのフライト実現に向けた燃料製造実証プラント
バイオジェット燃料やバイオディーゼル燃料の研究・開発に取り組むユーグレナは2020年1月30日(木)、同社のバイオ燃料製造実証プラント導入技術が国際規格「ASTM D7566規格」の新規格を取得しました。
「ASTM D7566規格」は、世界最大規模の国際標準策定機関「ASTM International」が定めるバイオジェット燃料の製造技術の国際規格で、この規格に準拠して製造し、品質管理されたバイオジェット燃料のみ、民間航空機へ搭載することができます。今回の取得で、ユーグレナのバイオ燃料製造実証プラントで製造したバイオジェット燃料は、民間航空機に搭載可能な燃料であると国際的に認めれられました。
また、日本では国土交通省航空局が定める「航空機に搭載する代替ジェット燃料(ASTM D7566規格)の取扱いについて」の一部改正が予定されており、公布・施行されることで、ユーグレナが製造するバイオジェット燃料の使用が、国内で可能となります。
ユーグレナは今後、バイオ燃料事業を通じてSDGs(持続可能な開発目標)のうち、「GOAL7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「GOAL13:気候変動に具体的な対策を」の貢献に取り組む方針です。