埼玉県特別機動援助隊合同訓練、2月12日に実施 防災ヘリコプター参加

埼玉県は2020年2月12日(水)、「令和元年度 埼玉県特別機動援助隊合同訓練」を実施します。会場は坂戸市民総合運動公園で、時間は10時から12時を予定しています。

訓練は、会場の坂戸市民総合運動公園をゴルフ場に見立て、世界的なゴルフ競技大会中に天候が急変、局地的豪雨や落雷などで仮設の建築物が倒壊、多数の負傷者が想定される状況下の対応を訓練します。救助工作車など消防機関の車両が40台、防災ヘリコプター1機が参加し、埼玉県内の消防、医療機関などから450名が参加します。

当日は消防機関の機動救助隊、埼玉県防災航空隊、埼玉DMATの3部門で構成された埼玉県特別機動援助隊「埼玉SMART(さいたまスマート)」が初めて指揮をとります。訓練項目は応援出動訓練や、埼玉県防災航空隊による重傷者のヘリ搬送訓練、指揮統制訓練などが予定されています。

埼玉県防災航空隊は現在、AW139の通称「あらかわ3」「あらかわ4」、機体番号(レジ)「JA31AR」「JA03FD」、AS365N3の「JA31KN」通称「あらかわ2」、計3機の防災ヘリコプターを運用しています。当日は、一般の見学が可能ですが、会場付近の道路は通行が規制されます。