海上自衛隊は2020年2月14日(金)、第53期一般幹部候補生課程の外洋練習航海で、マーシャル諸島のマジュロとクェゼリン、ミクロネシア連邦のパリキールへの訪問を取り止めたと発表しました。新型コロナウイルスが日本で流行していることを理由に2カ国から訪問を拒否されたことで、取りやめるものです。
この航海は、3月16日(月)まで実施され、第53期一般幹部候補生課程の卒業生を含む約420名が参加しています。練習艦「せとゆき(TV-3518)」と「しまゆき(TV-3513)」の2隻が派遣され、アメリカ合衆国のグアムを訪問します。
「せとゆき」と「しまゆき」に艦載機はありませんが、ヘリコプター甲板があります。また、「しまゆき」にはヘリコプター格納庫内に実習用講堂が設置されています。