川崎重工業は2020年2月11日(火・祝)、岐阜県各務原市の寺子屋事業の一環として、「宇宙教育講座」を同社の航空宇宙システムカンパニー岐阜工場で開催しました。
この講座は、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去衛星や通信用アンテナの役割を知ることをテーマに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力で実施されました。当日は各務原市内の小学生37名が参加し、アルコールロケットの実験や国際宇宙ステーション(ISS)で使用されている「ロボットアーム」の工作、衛星とアンテナの通信を模擬したゲーム、2019年に設置された衛星運用地上局の見学会などが実施され、宇宙に関する技術や電波について学びました。
川崎重工業は、今回の「宇宙教育講座」について、参加者から今後も参加したいという声が挙がっており、子供たちの航空宇宙分野への関心を高める機会になったとコメントしています。