スホーイSu-33、初飛行から30周年

スホーイSu-33、初飛行から30周年

ニュース画像 1枚目:Su-33 フランカーD
© Компания «Сухой»
Su-33 フランカーD

ロシア初の艦上戦闘機スホーイSu-33(Su-27K)「フランカーD」は2020年2月17日(月)、初飛行から30周年を迎えました。Su-33は単座型で、艦隊防空を目指して開発されました。

Su-27Kの開発は、1971年からスホーイ設計局で着手されました。ソ連で1970年代に計画されていた1160型空母や1153型原子力重航空巡洋艦への搭載を目指し、3つのバージョンを開発していました。

Su-27との違いは、着艦速度を抑えるため主翼後縁内側にダブル・スロッテド・フラップ、カナードの追加、主翼を折り畳み式に変更、前脚がダブルタイヤ、着艦フックを備えています。

原型1号機は、1987年8月に初飛行しました。1989年11月にはのちに「アドミラル・クズネツォフ」となるソ連最初の空母「トビリシ」に着艦しました。量産1号機は1990年2月17日(土)に初飛行し、1993年4月に北方艦隊海軍航空隊に納入、1994年8月までに24機が生産されました。このSu-27Kは1998年8月、Su-33に改称され、現在に至っています。

期日: 2020/02/17
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