OAG、新型ウイルスによる輸送量の変化 中国路線は回復の兆し!?

OAG、新型ウイルスによる輸送量の変化 中国路線は回復の兆し!?

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旅行関連のデータと知見を提供するオフィシャル・エアライン・ガイド(Official Airline Guide)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴う、2020年1月6日(月)から3月16日(月)まで週ごとの航空輸送量の変化を発表しました。

これによると、前年同月比において、世界全体では1月27日(月)までの週は0.1%から1.5%増を保っていたものの、2月には最大10.7%減を記録、3月16日(月)からの週では12.4%減となっています。

このうち日本路線では、同様に1月27日(月)まで前年同月比2%増を保持していましたが、2月から一桁台のマイナス、3月には15.0%から19.1%減となっています。

世界全体でマイナスが最も大きい3月16日(月)の週で、前年同期比に最も大きな差がみられるのは香港路線で80.8%減、次いでイタリア路線が73.9%減、韓国路線が56.1%減、中国路線が38.7%減、シンガポール路線が35.5%減、ドイツ路線が30.2%減などとなっています。なお、中国路線は、2月中に最大70.8%減を記録しており、回復に向かいつつある模様です。

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