ボーイングは2012年7月9日、ファンボロー・エアショー会場で開発、生産中の各種機材について、生産機数を増加、顧客へのデリバリーは順調に進められるとの見通しを示しました。ボーイングは現在、4,000機超の受注を獲得、現在の生産能力でおよそ7年分にあたります。ただし、すでに発表している通り、737は増産体制に入り、2014年上半期の6月末までには、現在よりも30%多い機体を生産できるようになります。
また、噂されている新たな派生系の開発についても言及。777シリーズについては市場から好感されているとして、その開発の判断を行うほか、787-10Xについては787の各シリーズを補完するものになるとしてこちらも引き続き開発にあたります。
737MAXについては2016年の初フライト、2017年にデリバリーするスケジュールを目標に、さらに顧客獲得を続けて行くとしています。