エアバス、新型コロナ危機で生物学的危険性を検知するバイオ技術開発へ

エアバス、新型コロナ危機で生物学的危険性を検知するバイオ技術開発へ

ニュース画像 1枚目:バイオテクノロジーソリューションを備えた客室
© エアバス
バイオテクノロジーソリューションを備えた客室

エアバスは2020年5月4日(月)、Konikuと提携し、航空保安業務に関する革新的なバイオテクノロジーソリューションの共同開発に着手したと発表しました。

エアバスとKonikuは2017年に協定を提携し、エアバスのセンサーインテグレーション、地上と機内におけるセキュリティ業務の知識の専門性、またKonikuの測定可能な揮発性有機化合物を自動検出するバイオテクノロジーのノウハウを活用しています。

このバイオテクノロジーソリューションは当初、機内や空港での科学物質や爆発物などの自動検知や追跡、位置特定を目的としていましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の危機に直面し、生物学的危険性も検知できるように適用されます。

エアバスは2020年第4四半期に現場試験を予定しており、従来の研究サイクルを加速化し、画期的なセキュリティソリューションを説得力のある規模とスピードで開発し、市場に提供する方針です。

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