フィジー・リンクのATR72、貨物仕様に初改修 貨物供給ライン維持で

フィジー・リンクのATR72、貨物仕様に初改修 貨物供給ライン維持で

ニュース画像 1枚目:座席が撤去された機内
© フィジー・エアウェイズ
座席が撤去された機内

フィジー・エアウェイズは、フィジーと近隣諸国間の需要な供給ラインを維持するため、フィジー・リンクのATR 72を初めて貨物仕様に改修しました。

旅客機のATR 72-600は、通常時は貨物搭載は1.7トンまで対応できますが、客室内の座席を全て取り外すことにより、最大8トンまでの搭載できます。フィジー・エアウェイズは地域の移動や貿易において主要な役割を担っており、貨物仕様へ改造することにより、新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う大幅な運休・減便で、輸送量が減少している中、近隣諸国との重要な供給ラインの維持に貢献します。

改修されたATR 72は5月末にナンディ/ポートビラ(バヌアツ)間で、医療品やコーヒー、郵便物などが輸送されました。次回は、ヌクアロファ(トンガ)への貨物機の運航が予定されています。

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