成層圏付近で24時間飛行できる無人航空機、初フライトに成功 | FlyTeam ニュース

成層圏付近で24時間飛行できる無人航空機、初フライトに成功

ニュース画像 1枚目:高高度滞空型無人航空機 SULE
高高度滞空型無人航空機 SULE

航空宇宙工学サービスを主な事業としているアメリカ合衆国のスウィフト・エンジニアリングは2020年7月、アメリカ航空宇宙局(NASA)エイムズ研究センターの協力により、高高度滞空型無人航空機(Swift Ultra Long Endurance:SULE)の初フライトに成功しました。

飛行試験はNASAの全面的なバックアップにより、アメリカ合衆国ニューメキシコ州の宇宙飛行場で実施されました。スウィフト社の飛行チームは、フルシステムをチェックし、SULEが高高度での調査飛行を実現できる機体構成であると証明しました。

「SULE」は、高度約21キロメートルを自律飛行するよう設計されており、高高度・成層圏付近での24時間連続飛行を実現します。基本スペックは、太陽光パネル搭載飛行翼が22メートル、機体重量は82キログラム、ペイロードは6.8キログラムで、商業、モニタリング、通信、防衛など多用途での使用が想定されています。

スウィフト・エンジニアリングは、近い将来、SULEが低高度の人工衛星に代わり、未来の一端を担う日が来るとコメントしています。

なお、SULEは、航空機の強度・構造・性能が安全性、環境保全のための技術上の基準に適合していることを証明するNASAの耐空証明書(Airworthiness Certifications)と、アメリカ連邦航空局(FAA)による商業空域での飛行許可証(FAA's Certificate of Authorization)を取得しています。

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