アメリカ空軍、人道支援物資をC-17Aでベイルートに空輸

アメリカ空軍、人道支援物資をC-17Aでベイルートに空輸

ニュース画像 1枚目:支援物資をC-17Aに搭載
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Justin Parsons
支援物資をC-17Aに搭載

アメリカ政府は、2020年8月4日(火)にレバノン・ベイルートの港湾地区で発生した爆発事故の人道支援を実施しました。

アメリカ中央軍司令部はレバノンの人々を支援するため、レバノン軍とベイルートのアメリカ大使館と調整し、8月6日(木)にカタールのアル・ウデイド空軍基地で支援物資をアメリカ空軍(USAF)のC-17グローブマスターⅢに積み込み、ベイルートへ向かい当日のうちに到着しました。

アル・ウデイド空軍基地では、第379遠征航空団(379AEW)、第8遠征航空機動中隊(8EAMS)、第816遠征空輸中隊(816EAS)などが、28,800個の軍用野戦備蓄食料、11,520本の水、医療物資など11パレットを積込んでいます。

C-17AグローブマスターⅢは、C-141スターリフターの後継として開発されました。アメリカの輸送機として初めてフライ・バイ・ワイヤを採用しています。アメリカ陸軍や海兵隊の主力戦車M1エイブラムスに代表されるアウトサイズの貨物を積込め、C-130ハーキュリーズの様な短距離離着陸性能も備えています。

期日: 2020/08/06から
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