アレーニア・アエルマッキは2012年7月19日、イスラエル国防省とM-346練習機30機を供給する契約を交わしました。この契約には機体本体とエンジン、メンテナンス、物流、シミュレーター、訓練費用なども含まれています。
イスラエル空軍はM-346を、A-4スカイホークの後継機種として採用し、2014年途中から引き渡される予定です。
M-346は、ロシアのヤコブレフ設計局と共同開発された新設計のジェット練習機で、途中共同開発計画が破棄され両国で開発が継続されていました。これまでイタリア空軍とシンガポール空軍、そしてイスラエル空軍が採用しており、韓国KAIのT-50ゴールデン・イーグル、イギリスBAEシステムズのホーク100と各国で採用を競っています。