三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は、ヘリコプターリース事業へ参入します。リブラ・グループの航空部門で、航空機リースを手がけるLCIとSMFLが合弁企業の設立、運営で2020年9月23日(水)、合意しました。SMFLはヘリコプターリース事業をエンジン事業室で所管し、合わせて名称を「航空事業開発室」に10月1日(木)付けで変更します。
新たなヘリコプターリース事業を手がける合弁企業は、次世代ヘリコプター19機を2億3,000万ドル(約242億円)で取得し、事業を開始します。SMFLとLCIが新会社に共同出資し、LCIは取得する航空機のポートフォリオを管理・運営します。
取得するヘリコプターは、緊急医療サービス(EMS)、捜索救助(SAR)、洋上風力発電所への輸送など様々な業務で、世界中の運航会社にリースする計画です。機体あたりの平均リース期間が長く、時間単位でメンテナンス可能なことから、リース事業として、さらに投資家にもメリットある事業と説明しています。
なお、LCIのヘリコプター・リース事業の保有機は、レオナルド、エアバス、シコルスキーなどの大手ヘリコプターが製造、またはOEM製造による最新の中型・超中型ヘリコプターを中心に、約10億ドルの資産を保有しています。
為替換算 1ドル=105.51