群馬県防災ヘリコプター、2021年に運航再開 朝日航洋が受託 | FlyTeam ニュース

群馬県防災ヘリコプター、2021年に運航再開 朝日航洋が受託

ニュース画像 1枚目:群馬県防災ヘリコプターAW139 「JA10GR」
群馬県防災ヘリコプターAW139 「JA10GR」

朝日航洋は、群馬県防災ヘリコプター運航管理業務委託事業を受託しました。2021年1月から操縦士と整備士の限定変更訓練、4月から航空隊員との連携訓練を実施し、操縦士2名体制による防災ヘリの運航を開始します。

新たな群馬県防災ヘリコプターは、機体記号(レジ)「JA10GR」で登録されているAW139です。愛称は「はるな」となっています。レジは県番号「10」と「Gunma Rescue」のイニシャル「GR」を組み合わせています。この機体は、三井物産エアロスペースが導入に向け準備を進めており、2020年12月に導入予定です。

塗装デザインは、先代機のデザインを踏襲し、白をベースに県花「レンゲツツジ」のオレンジと緑のライン入れています。愛称はすでに20年以上にわたり活動した先代の防災ヘリで親しまれてきた名称を引き継ぎます。

先代の群馬県防災ヘリコプター、「JA200G」のベル412EPは2018年8月、群馬県の横手山付近で墜落しました。事故原因として機長の空間識失調で山の斜面に衝突したと考えられていますが、この教訓として空間識失調の危険性への理解、計器飛行への切り替え、空間識失調予防策や対処策を日頃から訓練が必要と勧告されています。

群馬県の防災航空体制のあり方検討委員会でも、再開に向け、組織体制の見直し、機長の負担軽減と飛行中のヘリコプターの支援、業務体制・委託管理体制の見直し、安全装備品の搭載を提言しました。特に、危険と隣り合わせの活動になるものの、命がけの活動が行われることがないよう、現場の判断を合理的に止める「活動中止の基準」を明文化しています。

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