世界の食料・農家を支える航空貨物 エミレーツ・スカイカーゴの取り組み

世界の食料・農家を支える航空貨物 エミレーツ・スカイカーゴの取り組み

ニュース画像 1枚目:温度管理ができるコンテナ
© Emirates
温度管理ができるコンテナ

10月16日の「世界食料デー」を前に、エミレーツ・スカイカーゴは新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの渦中にありながら、世界各地の農家や農村を支援する取り組みの重要性を改めて強調しています。コロナ禍で緊急医薬品の航空輸送が注目されましたが、これに加えワイドボディ機には食料品を輸送するスペースを確保し、世界各地の農家や農村を支援しています。

エミレーツ・スカイカーゴは2020年10月2日(金)、メキシコ・グアダラハラから初めて貨物便を運航しました。この貨物室には、メキシコで栽培・収穫され、ヨーロッパや中東のスーパーマーケットに並ぶアボカドをはじめ、多くの野菜が搭載されていました。

このほか、10月はナイロビからインゲン豆、パイナップル、マンゴー、アボカドなどの果物や野菜をドバイ経由で、中東各地やヨーロッパに配送されています。オーストラリア、ニュージーランド発には、肉類に加え、ブドウ、スイカなどの果物、タイ発ではココナッツとジャックフルーツ、インド発はマンゴー、エジプト発はサツマイモ、イギリス発でブルーベリー、フランスとイタリア発はチーズ、ノルウェー発はサーモンなど、6大陸130都市以上に就航するスカイカーゴは、多くの食品輸送に携わっています。

こうした輸送は、鮮度保持が重視されますが、スピードの速い航空輸送の活用により、農村や農家の地域だけでなく、世界市場へのアクセスを支援し、迅速かつ輸出業者を通じた輸送で、世界各地の新たな市場創出に貢献しています。

COVID-19パンデミックでは、食品のサプライチェーンも混乱しましたが、3月末に貨物機で約35都市にとどまるネットワークを、旅客機と貨物機で10月上旬には130都市以上に回復し、1日約500トンの食料品を輸送しています。

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