ドルニエ228製造など、RUAGからゼネラル・アトミックへ売却

ドルニエ228製造など、RUAGからゼネラル・アトミックへ売却

ニュース画像 1枚目:ドルニエ228
© RUAG
ドルニエ228

ゼネラル・アトミック・ヨーロッパ(GAヨーロッパ)とRUAGは2020年10月16日(金)、ドルニエ228の製造とメンテナンスなどを手がけるドイツ・オーバープファッフェンホーフェン拠点のRUAGアエロスペース・サービスの売却で合意しました。

所有権をGAへ移転する最終契約の締結は、関係当局の承認を条件に2020年中に完了する予定です。この契約内容は開示されません。また、ドルニエ228の製造・メンテナンスに携わる450名の従業員は、雇用が維持される予定です。

今回の契約は、スイスに本社を置くRUAGインターナショナルの企業再編に伴うものです。RUAGインターナショナルは、ジュネーヴ・コアントラン国際空港とルガーノ空港のビジネスジェット向けの2拠点をダッソー・アビエーションへ2019年7月、売却しています。今回のRUAGアエロスペースの売却で、オーバープファッフェンホーフェン拠点で手がけるMRO事業に影響はなく、800名の雇用も継続されます。

GAヨーロッパはこの買収により、ビジネスジェットや軍用ヘリコプターのメンテナンス事業、ドルニエ228の製造・メンテナンスと、サービスを拡大します。さらに450名のスタッフを加え、全体で1,000名超のグループとなり、民間航空機の開発、生産、メンテナンスに必要なすべての認可を取得したドイツ企業になります。

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