エアアジア、バタビア航空買収でインドネシアでの旅客数1400万人規模に

エアアジア、バタビア航空買収でインドネシアでの旅客数1400万人規模に

エアアジアはインドネシア・エアアジアの株式を保有するパートナー、フェルシンド・ヌサペルカサ(PT Fersindo Nusaperkasa)と共同で、バタビア航空を含むバタビア・グループの買収を発表しました。エアアジアとフェルシンドでバタビア・グループの全株式を取得する計画で、株式76.95%を取得が第1段階、のこる23%超も保有株主から購入する計画です。およそ100万米ドル規模の買収で、インドネシア当局の承認を前提として2013年第2四半期には取得を完了する予定です。

バタビア・グループの買収でインドネシア・エアアジアの国際線、国内線の路線網を補完する計画です。特に、既に就航するジャカルタ、バンドン、デンパサール、メダン、スラバヤでのネットワークを強化します。両社をあわせると旅客数は1400万人、インドネシア国内線は42地点、国際線は12地点の就航となります。

エアアジアではバタビアの買収で、経験あるパイロット、客室乗務員、発着枠などを確保でき、急速に拡大しているインドネシア市場での成長を確保できるとしています。インドネシア・エアアジアは近く上場をめざしており、市場での成長性確保も課題だったと見られます。

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