政府専用機、菅首相のアメリカ訪問で運航 任務前に羽田到着

航空自衛隊特別航空輸送隊は2021年4月15日(木)から4月18日(日)まで、政府専用機を運航します。輸送隊が所在する千歳基地から4月14日(水)、「80-1112」が羽田空港のC滑走路に到着、「80-1111」も16時ごろに羽田に到着するとみられます。

菅首相のアメリカ訪問に伴う任務です。要人搭乗による政府専用機の運航は、2020年10月に菅首相がベトナム、インドネシアを訪問して以来で、777政府専用機としては11回目の任務運航です。

運航日程は、4月15日(木)に羽田を出発、ワシントンD.C.に向かいます。政府専用機がワシントンD.C.に向かう際に利用する飛行場は、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地です。首相の公式日程を終えて、4月18日(日)に羽田へ帰着します。777政府専用機がアンドルーズ空軍基地へ向かう任務は、2019年4月22日(月)〜4月29日(月)に当時の安倍首相の欧米訪問による飛行時以来、およそ2年ぶりのことです。

菅首相は、アメリカのバイデン大統領と4月16日(金)、初めて対面で首脳会談を実施します。バイデン大統領の首脳会談としても対面での実施は初めてです。会談では日米同盟の強化を確認し、強固な日米関係を広く世界に発信する機会になります。

■政府専用機の運航と首相予定
4月15日(木)　羽田発
4月16日(金)　ワシントンDC着 (日米首脳会談など)
4月17日(土)　ワシントンDC発
4月18日(日)　羽田着