飛行機の安全を守る犬たち-2013年からの活躍に向けて特訓中

飛行機の安全を守る犬たち-2013年からの活躍に向けて特訓中

南アフリカ、ヨハネスブルグのO・R・タンボ国際空港では、飛行機の安全を守る新しいチームメートを紹介しています。

これは過去10年間、バードストライク対策としてボーダー・コリーが活躍して来ましたが、新たにスプリンガースパニエルがチームに加わります。正式には2013年から活動を開始するため、現在は猛特訓を受けている最中です。このスプリンガースパニエルは、ティナとスコットの2匹です。

タンボ国際空港では、ボーダー・コリーはエネルギーに溢れ、運動能力が高く、鳥達が天敵と思い、かつ滑走路を頻繁に警戒していると理解するため、効果があるとしていますが、新しいスプリンガースパニエルは仕事熱心で、草が伸びてもその中に入って熱心に鳥達を追い払う習性があるとしています。

ちなみに日本では、鳥種のDNA、羽毛鑑定による特定、鳥衝突情報データベースを構築して、情報の共有を開始しています。羽田空港では鳥類の生態の監視を強化するため鳥検知装置「鳥検知レーダー」も導入しています。

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