ロシアのウクライナ侵攻後はじめて、アントノフ・エアラインズのアントノフAn-124-100ルスランが日本に飛来しました。飛来したルスランは、機体記号(レジ)「UR-82027」で、アラスカから2022年4月13日(水)に横田基地に到着、その後、中部国際空港(セントレア)に移動しました。すでにセントレアから、離陸しています。
アントノフ・エアラインズは、An-124-100ルスランを計7機保有。このうち5機は、ロシアの侵攻時にウクライナ国外にあり、この機材をキーウ(キエフ)近郊のホストーメリ空港からドイツのライプツィヒ・ハレ空港へ拠点を移し、運航を継続しています。今回の横田基地、セントレアへの飛来目的は不明ですが、アントノフ・エアラインズは5機をフル活用し、航空貨物輸送の事業を継続しています。
なお、アントノフ・エアラインズはホストーメリ空港に駐機していた世界最大の航空機An-225ムリーヤは、ロシア軍の侵攻で破壊されています。また、An-124-100ルスラン2機のうち「UR-82009」も同空港で損傷を受けていることが確認されています。
昨日飛来したアントノフAn124が先ほどセントレアから出発していきましたまたいつでも、セントレアで羽を休めていってくださいね。行ってらっしゃい。 pic.twitter.com/yBfCwyScO3
— 中部国際空港セントレア (@Centrairairport) April 14, 2022
Unfortunately, in results of the "russian world" actions, the airport is not recognizable now. #AN26, #AN74 and #AN225 aircraft, control tower and administration building were destroyed. #AN12, #AN22, #AN28, #AN132D and #AN124-100-150 aircraft, hangars were damaged. pic.twitter.com/7qf7DJ0bti
— ANTONOV Company (@AntonovCompany) April 3, 2022