ボーイングは2012年8月16日、中国商用飛機(COMAC)と航空機省エネルギー・排出物削減技術センターを北京航空科学技術研究所に設立しました。
ボーイング・COMAC技術センターの最初の取り組みは、食用廃油をジェット燃料とする研究です。中国ではジェット燃料を毎年約20万トン消費していますが、それを上回る約29万トンの食用油を廃棄しています。この廃油をジェット燃料化できれば、安価なバイオ燃料が供給できることになります。
このほか技術センターでは、二酸化炭素の排出量を減らす航空管制について大学や研究機関と協力して研究を進めるとのことです。