カンタス航空、787-9の確定発注35機分をキャンセル

カンタス航空、787-9の確定発注35機分をキャンセル

カンタス航空は2012年8月23日、ボーイング787の発注計画をアップデート、カンタス向けの787-9型35機の確定発注をキャンセルすると発表しました。キャンセルするものの、787-9型のオプション権などを含む50機の発注は引き続き保持します。このため、787-9型の導入は2016年からとなります。

カンタス航空は過去4年間に114機の新造機を導入。平均機齢は8.3年で、国際的な競争にも耐えうると判断。また、A380型12機をは長距離路線に投入、747型9機のリニューアルは2012年末に完了する計画であるほか、オーストラリア国内線には737-800が投入されています。

また、今回のキャンセルではジェットスターの787-8型15機への影響は無いため、この機材は計画通りA330型の更新として使い、アジア太平洋地域に就航します。

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