アラスカ航空の737-9MAX、ドアが吹き飛び緊急着陸 同型機運航停止で欠航多数

アラスカ航空の737-9MAX、ドアが吹き飛び緊急着陸 同型機運航停止で欠航多数

ニュース画像 1枚目:ロサンゼルス国際空港 2023年12月12日撮影 N947AK ボーイング737-9-MAX アラスカ航空
© FlyTeam Timothyさん
ロサンゼルス国際空港 2023年12月12日撮影 N947AK ボーイング737-9-MAX アラスカ航空

現地時間2024年1月5日17時ごろ、アラスカ航空のアメリカ・ポートランド発オンタリオ行きAS1282便が、離陸直後にドアが吹き飛び減圧が発生したため、ポートランド空港に緊急着陸しました。

当該機材は、2023年10月にアラスカ航空に引き渡されたボーイング737-9MAX型機「機体番号:N704AL」です。脱落したのは機体左側後部のプラグドアで、通常時には乗降扉として使用されていない部分でした。乗客乗員のうち、数名が軽傷を負い、1名が救急搬送されています。

アメリカ連邦航空局(FAA)は1月6日より、一部737-9MAXのアメリカ国内一時運航停止と、緊急耐空性指令(EAD)を指示。世界中の約130機がこれに該当し、影響を受けています。アラスカ航空でも保有する737-9MAX 65機すべての運航を停止していましたが、7日には検査が完了、安全が確保できたとして、18機の運航を再開しています。

アラスカ航空によると、一連の運航停止の影響で、1月8日までに全250便が欠航、少なくとも25,000人の乗客に影響が出ているほか、9日以降も欠航が続くとしています。

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