約3年半越しの引き渡し!ANA 787-9 ヴィクターヴィル保管の最後一機、23日羽田へ到着

約3年半越しの引き渡し!ANA 787-9 ヴィクターヴィル保管の最後一機、23日羽田へ到着

ニュース画像 1枚目:JA926Aと同様に製造後一時的に保管されていたANAの787-9の様子(ヴィクターヴィルとは別のモハーヴェ空港 2022年12月26日撮影 JA927A&JA924A)
© FlyTeam TOMさん
JA926Aと同様に製造後一時的に保管されていたANAの787-9の様子(ヴィクターヴィルとは別のモハーヴェ空港 2022年12月26日撮影 JA927A&JA924A)

全日本空輸(ANA)は、2024年7月22日にボーイング787-9型機「機体記号:JA926A」を受領しました。この機体は2021年1月に製造されていましたが、787の品質問題などの影響で長らく保管されていたもので、約3年半越しにANAに引き渡されています。

同機は2023年11月にヴィクターヴィルからボーイング社の工場のあるペインフィールドへフェリーされ、整備が進められていました。現地時間7月22日16時ごろペインフィールドを出発し、7月23日17時頃に羽田空港に到着する見込みです。

ANA向けの787-9のうち、「JA926A」を含む2021年以降に製造された機体の一部は長らくアメリカ・ヴィクターヴィルに保管されていました。「JA926A」を受領したことで、納入待ちで保管されていた機体は全機が引き渡されたことになります。

ANAの787-9はこれで44機体制になり、受注残は4機に。このうち、トレント1000エンジンを搭載する機体の受注残は残り3機で、現在予約登録されている「JA929A」から「JA931A」までの機体記号が割り当てられるものとみられます。

一方、2020年2月に4機確定発注したGEnxエンジンを搭載する国内線仕様の機材については、現在3機が運用中。残る1機には「JA938A」の機体記号が割り当てられるものとみられます。

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