A380モノフリートで営業開始へ 英グローバル・エアラインズ、初号機の重整備開始

A380モノフリートで営業開始へ 英グローバル・エアラインズ、初号機の重整備開始

ニュース画像 1枚目:グローバル・エアラインズが取得したA380初号機「9H-GLOBL」
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グローバル・エアラインズが取得したA380初号機「9H-GLOBL」

イギリスの新興航空会社・グローバル・エアラインズは、初号機であるエアバスA380-800型機「機体記号:9H-GLOBL」をドイツのドレスデン空港にフェリーしたことを発表しました。同空港に所在するメンテナンス会社「Elbe Flugzeugwerke(EWF)」にて、商業飛行開始に向けて重整備を実施するためです。

「9H-GLOBL」はハイ・フライ・マルタが運航を担当している元中国南方航空の機材で、塗装もグローバル・エアラインズのロゴ以外は中国南方航空時代のままの状態です。2月に移籍後初飛行をアメリカ・モハ―べ空港で実施後、4月末から5月にかけてカナダ・モントリオール経由でイギリス・プレストウィックにフェリーされ、機内の改修作業が実施されていました。

ニュース画像 1枚目:中国南方航空「B-6140」時代の「9H-GLOBL」
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中国南方航空「B-6140」時代の「9H-GLOBL」

グローバル・エアラインズは「9H-GLOBL」のほか、元ハイ・フライ・マルタの「9H-MIP」も取得済み。今後、購入済みの2機を含め4機のA380を使用し、ロンドン(ガトウィック)~ニューヨーク(JFK)線などの太平洋横断路線の開設を目指します。

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