エアバスによる最新の今後20年予測-100席超の商業機は28,200機

エアバスによる最新の今後20年予測-100席超の商業機は28,200機

エアバスは2012年から2031年までに100席以上の旅客、同等の貨物機は28,200機が見込まれるという2012年版の今後20年の商業機市場の見通しを発表しました。旅客需要は今後20年間は、年率の平均増加率は4.7%の見通し。また、20年間におよそ10,350機が機材更新され、燃費の良い旅客機に更新されるとしています。

機数では旅客機は15,550機超から32,550機、貨物機は1,600機から3,000機との見込みです。

また、エアバスは新興経済国の成長が著しくなるとの見込みで、成長率の牽引約となるとしています。このうち、アジア太平洋地域には新機材の35%がデリバリーされる見込みで、ヨーロッパ、北米はそれぞれ21%ずつとなる見込み。単一国では中国が最大の市場で、次いでアメリカ、UAE、インドとなる予測です。

エアバスではこうした需要動向について、2012年はA380型30機をデリバリーする予定のほか、アジア太平洋地域の格安航空会社の増加などに対応した生産体制も出来ているとしています。

メニューを開く