ADACエアレスキュー、EC145 T2とEC135で機材更新

ADACエアレスキュー、EC145 T2とEC135で機材更新

ADAC(ドイツ自動車連盟)エアレスキューは、ユーロコプターと2012年9月13日、ベルリンで開催中のILA2012会場で、2013年から2017年までにEC145 T2を14機、EC135P2eを3機発注することで大枠合意しました。

ADACエアレスキューは、49機のヘリコプターを運用するヨーロッパにおけるユーロコプターの最大顧客のひとつです。今回契約したEC145 T2は来年デリバリーされ、BK117に代わって既存のEC135やEC145とともに運航されます。

EC145 T2はEC145の後継モデルで、デジタル制御のチュルボメカ・アリエル2Eエンジンを搭載し、テールロータを安全なフェネストロンに替え、パイロットの負担を軽減する4軸オートパイロットや新しいアビオニクスを搭載しています。

EC135 P2eは全世界で1,000機以上が使用されているEC135の改良版です。捜索救難ヘリとして優れた安全性を誇り、低運用コストと低騒音で定評があります。ADACエアレスキューはすでに32機のEC135を運用しており、これまで10万飛行時間以上を記録しています。

新しいEC135 P2eとEC145 T2にはレスキューに必要な医療機器と、通信機器を搭載して、「黄色い天使」と呼ばれるよう黄色にペイントされ、ドイツ国内35カ所以上の基地から運用されます。

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