デルタ、アラスカ航空とのシアトル拠点の運航、サービス拡大をアピール

デルタ、アラスカ航空とのシアトル拠点の運航、サービス拡大をアピール

デルタ航空はアラスカ航空との提携で、シアトル空港を拠点とした運航を拡大すると発表しました。成田線への747-400、関西線の767-300のリニューアル機の導入を含み、申請中の羽田/シアトル線はアメリカ運輸省(DOT)の認可を前提に2013年3月30日から、767-300ERを投入するもの。さらに、シアトル/上海線の路線開設を申請、DOTの認可を前提に2013年6月17日から、767-300ERで就航する計画です。

デルタ航空は一連の路線開設により、2013年夏までにはアメリカ国内外15都市に1日40便、アラスカ航空はシアトルをハブ空港とし、50都市へ乗り継ぐことができます。

デルタ航空では、シアトルの空港ラウンジ「デルタ スカイクラブ」をリニューアルオープンし、デルタ航空便が利用する出発ゲートエリアでの充電ステーションの増設、チケットカウンター増設、ロビーエリアのリニューアルなど空港の設備をアップグレードを行っています。

また、デルタ、アラスカ航空は、相互の乗継利便性を向上させるためフライトスケジュールの調整を行うほか、空港ラウンジ「デルタ スカイクラブ」とアラスカ航空のラウンジ「ボードルーム」の相互アクセス、マイレージプログラムの相互特典利用などができることもアピールしています。

今回のシアトルでの拡充は、申請中の羽田/シアトル線の発着枠確保のアピールの一環と見られ、他社の申請する路線よりもアメリカ全体へのメリットが大きいことをアピールする策の1つと見られます。

この記事に関連するニュース
メニューを開く