フェデラル・エクスプレス(フェデックス)は2012年10月3日、シンガポールに通関施設を備えた新たな南太平洋地区ハブを正式に開設しました。フェデックスでは、アジア太平洋地域で最大の統合施設で、航空輸送、地上業務、通関の機能を1ヶ所に集約した施設。
施設はシンガポール、チャンギ国際空港のエア・カーゴ・エクスプレス(ACE)ハブ内の26,264平方メートルを確保、オーストラリア、ニュージーランドのオセアニア、ラオス、カンボジアなどの東南アジア諸国を発着する積み替え輸送の拠点となります。
フェデックスは中国・広州のアジア太平洋地区ハブ、関西国際空港の北太平洋地区ハブとあわせて、アジア太平洋地域のサービス体制の整備、強化を行います。
なお、フェデックスは、シンガポールでエアサイド内に駐機場2つを新設、週34便を運航する自社航空機発着を支えるとしています。