ムカシトカゲ「トゥアタラ」がフライト ニュージーランド航空

ムカシトカゲ「トゥアタラ」がフライト ニュージーランド航空

ニュージーランド航空はニュージーランド文化遺産省と共同で、ムカシトカゲ「トゥアタラ」を輸送したと発表しました。これまでのトゥアタラの移送で最も規模が大きく、複雑だったとのことで、260匹がウェリントンからギズボーン、ウェリントン、ダニーデンへとそれぞれフライトしました。

このトゥアタラは、最も多くの個体数が生息するスティーブンス島(Takapourewa)からヘリコプターでウェリントン空港へフライト。その後、ニュージーランド航空の機内では専用のチューブに入り、乗客と共にフライトしたそう。ニュージーランド航空は文化遺産省の活動への協力で年間、200匹の移送に協力しているプログラムの一環です。

「トゥアタラ」は移送先で再導入され、新たな場所での生活を始めます。ちなみに、通常はその巣穴から20メートルも移動しないそうで、もちろん飛行機にも、ヘリコプターにも乗ることはないそうです。

移送の様子はニュージーランド航空のウェブサイトに同社のCEOが付き添う様子が紹介されています。

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