原子力空母エンタープライズ、最後の航海もあとわずか

原子力空母エンタープライズ、最後の航海もあとわずか

アメリカ海軍は、原子力空母USSエンタープライズ(CVN-65)が2012年10月24日から26日にかけて、大西洋上で保安上必要とされる小火器以外すべての武器・弾薬類を補給艦へ移送したと発表しました。

USSエンタープライズから武器・弾薬類を移送

エンタープライズが搭載する3,348,000ポンド(約1,519トン)もの武器・弾薬類を、貨物弾薬補給艦USNSマシュー・ペリー(T-AKE-9)とUSNSサカガウィア(T-AKE-2)へ、SH-60FやHH-60H、MH-60Sシーホーク・ヘリコプターを使用して移送しました。この作業は、アフガニスタン支援作戦の飛行が終了した約1ヶ月前から準備が始められ、3日間ですべてを終えました。

エンタープライズはバージニア州ノーフォーク軍港に帰港した後、12月1日に退役式を予定しており、これまで50年間にわたり乗り組んできた関係者ら約10万人が参列します。

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