アメリカ空軍、スーパーハーキュリーズの発展型に作戦能力を承認

アメリカ空軍、スーパーハーキュリーズの発展型に作戦能力を承認

ロッキード・マーティンは2012年11月1日、HC-130JコンバットキングIIとMC-130JコマンドーIIが、アメリカ空軍運用試験・評価センターから作戦能力承認を獲得したと発表しました。アメリカ空軍は現在HCとMC、ACのC-130をC-130Jスーパーハーキュリーズをベースとする新型機へ更新する作業を進めています。

HC-130Jは航空戦闘軍団(ACC)の兵員回収・戦闘捜索救難機で、MC-130Jは空軍特殊作戦軍団(AFSOC)の空中給油機です。現在ロッキード・マーティンは27機のMC-130Jと、15機のHC-130Jを受注しており、承認は10月に降りていました。

海兵隊のKC-130J給油機やHC、MC各型は生産途中の設計変更と大幅な機能強化により生産され、C-130Jシリーズの驚異的な柔軟性を実証していると同社幹部は述べています。

2008年中期に初期契約を結んだHC/MC-130Jは、2010年7月29日に予定どおり初飛行し、C-130Jの優秀な設計を実証しました。新しいAC-130Jガンシップは、MC-130Jをベースに精密攻撃パッケージを搭載した機体となります。

メニューを開く