スカイマークに7億円の支払い命令 羽田空港の施設使用料めぐる裁判

スカイマークに7億円の支払い命令 羽田空港の施設使用料めぐる裁判

羽田空港はスカイマークを相手に2011年11月1日付けで訴えていた国内線旅客取扱施設利用料代行徴収・納入義務の存在確認等を求める訴訟で、2012年11月20日、東京地方裁判所は7億23万9934円の支払いを命じました。判決では、羽田空港が訴えた納入義務の確認については、「確認の利益を欠くものとして却下」されています。

羽田空港を運営する日本空港ビルデングは2011年4月から、施設利用料を値上げ。それまでの料金は大人100円が170円、3歳以上12歳未満の子供は50円から80円に改定されています。

徴収は航空会社が航空券の販売時に航空券とあわせて徴収する「オンチケット方式」が取られていますが、スカイマークは値上分の大人70円の利用料について拒否していました。

羽田空港は提訴前に任意の話合いを行い、解決の見込みが立たなかったための訴訟としています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く