枕崎飛行場がメガソーラー発電所に JA97KG用にヘリポートへ

枕崎飛行場がメガソーラー発電所に JA97KG用にヘリポートへ

オリックスと九電工は九州地区で大規模太陽光発電(メガソーラー)の共同事業を開始、そのスタートに鹿児島県枕崎市の枕崎飛行場跡地で、メガソーラー発電所を設置します。空港跡地を活用したメガソーラー発電事業は、これが全国初となります。

枕崎飛行場は1991年1月、日本初のコミューター空港として開港しましたが、枕崎市が空港の管理・運営での歳出超過累積額、今後の財政状況などを考慮。2012年度末で空港を廃止、その跡地をメガソーラー事業者に貸し出すと決定していました。

この跡地をオリックスと九電工が最大出力8,557kW規模の発電所を開発するほか、空港ターミナルビルを活用した発電所の見学スペース、太陽光発電の仕組みを学べる環境学習施設、天文観測所の設置が計画されています。

なお、枕崎飛行場は鹿児島県防災航空隊の基地で、防災ヘリの機体番号(レジ)「JA97KG」の「さつま」は引き続き拠点するため、ヘリポートとしての機能を維持します。

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