ルフトハンザドイツ航空は子会社の再編で、ジャーマンウィングスを中心とした格安マーケットに訴求する新ブランドを発表しました。2013年7月1日から、新・ジャーマンウィングスとして運航を開始します。
新・ジャーマンウィングスはニーズにあわせてサービスが付かないノーフリルから、フルサービスまで選ぶことができるもの。価格帯は「ベスト」がクオリティの高い全てのサービスを含む運賃で、ビジネス目的の旅客に対応。「スマート」運賃は顧客が一部のサービスを選ぶことができ、「ベーシック」はノーフリルの格安運賃です。
「ベスト」運賃の利用者は最前列で足元が広く確保されている席となり、3席並びの真ん中は空席となります。このほか、ルフトハンザのラウンジやファストレーンの利用、マイルズ&モアでのマイル獲得、アラカルトの機内食、航空券の運賃条件が緩やかといったサービスが含まれ、当初から単なる格安ではないとしたルフトハンザの意向が反映されています。
こうしたサービスにより、LCCとレガシーキャリアの好いとこ取りを実現したとしています。
なお、路線は都市間を結ぶポイント・トゥ・ポイントでの運航を行います。