エアバス、エアアジアに初のシャークレット装備機をデリバリー

エアバス、エアアジアに初のシャークレット装備機をデリバリー

エアバスは2012年12月21日、初のシャークレット装備機材をエアアジアにデリバリーしたと発表しました。今後、エアバスがデリバリーする機材に現行のA320ファミリーにオプションとして装備されるほか、A320neoファミリーには標準装備されます。

シャークレットは約2.4メートルの高さで、主翼先端に上空に向いて取り付けられた第2の翼。エアバスはこれまでウィングチップフェンスを装着していましたが、これを発展させたもの。航続距離100マイル、または最大搭載重量を450キログラム増量することができます。

また、燃費もこれまでの発表では、通常のA320よりも3.5%改善、排出する二酸化炭素は1機あたり年間700トンの削減ができるとしています。700トンはおよそ200台の車の二酸化炭素排出量にあたります。

ちなみに、日本ではスターフライヤーが2013年6月に導入する10号機、機体記号(レジ)「JA20MC」からシャークレット装備のA320を投入すると発表しています。

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