シンガポール航空は期間契約の外国人パイロット76名を契約期間満了前に解雇すると発表しました。対象のパイロットは2013年6月30日までに解雇となります。シンガポール航空は2009年から2010年の金融危機以降、供給過多、成長の鈍化により予想よりも収益が伸び悩んでいることを理由に挙げています。
シンガポール航空ではすでにパイロットの雇用を止めているほか、無給休暇の取得などの対応を行っています。
なお、シンガポール航空の契約パイロットはパイロット全体の約4％です。対象のパイロットにはシンガポール航空グループや他の航空会社での勤務ができるように対応するとしています。