航空局、福島第1原発の飛行禁止区域 制限緩和のノータム発出

航空局、福島第1原発の飛行禁止区域 制限緩和のノータム発出

国土交通省航空局は2013年2月6日午前0時から、東京電力福島第1原子力発電所の周辺の飛行禁止区域の制限を緩和するノータムを発出しました。これまで半径3キロメートル圏内の飛行禁止区域を高度無制限と設定していましたが、緩和により高度1,500メートル、5,000フィートへと変更しました。

無人ヘリコプターによる放射線モニタリングで、上空の空間線量率の推計が毎時0.1マイクロシーベルト程度。これは年間最大の1,000飛行時間を行った場合でも、被ばく量は年間0.1ミリシーベルト程度となり、国際放射線防護委員会(ICRP)に規程された年間1ミリシーベルトに満たないことから、飛行禁止区域も変更します。

ただし、航空局では、この措置の後も東京電力福島第1原子力発電所の上空1,500メートル以上の空域の飛行を自粛してほしいとしています。

期日: 2013/02/06から
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