イギリスの旅行会社、トーマスクックは傘下の航空会社、トーマスクック・エアラインズについて、ドイツ・コンドル、トーマスクック・エアラインズ・べルギーを1つの航空会社として運営していくと発表しました。効率性を高めるほか、旅客のニーズの変化が速く、これに対応するため。2013年3月1日から、新たな体制となります。
新体制では、トーマスクック・グループとして航空分野を1つにし、各社のCEOや役員をまとめます。運営面を統括するCOOには、これまでKLMやトランスアビア、イージジェットのCOOとして活躍したヴレースヴィーク(Cor Vrieswijk)氏を招きます。
なお、トーマスクック・エアラインズ・スカンジナビアは運営方法が異なるため、今回は経営体制の統合は行わないものの、協力関係を強めるとしています。