LOTポーランド、10月まで787を路線計画からはずす

LOTポーランド、10月まで787を路線計画からはずす

LOTポーランド航空は2013年夏スケジュールの計画で既存路線と大西洋路線を重視する計画を発表しました。この計画には787の展開は記されておらず、各メディアでは夏スケジュール期間の10月まで、787が運航再開できることを期待していないことが伝えられています。

ボーイングは787のアメリカ連邦航空局から認可を得て、2013年2月9日と2月11日にボーイングフィールドを発着するテストフライトを実施。ボーイングは「フライトは何事もなく、平穏であったことが報告」としていますが、解決策もいつまでかかるか不明。すでに787の納期遅れがノルウェー・エアシャトルをはじめ、トムソン航空にも伝えられ、LOTでは財務状況が厳しいなかで計算できる機材で運航計画を立てたようです。

LOTポーランド航空は現在、2機の787を保有。ヨーロッパ路線に投入していたほか、初の大西洋路線としてワルシャワ/シカゴ線に投入したばかりで、787の運航停止となりました。初号機を受領した段階の予定では、トロント線、ニューヨーク線、北京線に3月までに787で運航する計画でした。

なお、この長距離路線の運航を強化策として、シカゴ線は6月5日から、ニューヨーク線は6月3日から、それぞれ週11便体制とします。詳しいスケジュールはLOTポーランド航空のウェブサイト、または下記の関連ジャンルから「時刻表」を参照ください。

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