ANAは2013年4月1日から持株会社制へ移行しますが、その組織体制を決定しました。ANAでは経営戦略で航空の大競争時代に勝ち抜くための体制として、「ANA」ブランドと格安航空会社(LCC)のマルチブランド戦略を進めるための体制です。この体制により、グループ経営の強化、事業会社の自律的経営と効率経営の実現をはかります。
持株会社のANAホールディングスは、グループ経営を担う機能に特化、コンパクトな体制で運営。グループ全体の事業ポートフォリオの最適化、各社の事業執行サポート、新たな収益ドメインの開拓が主な役割。
事業会社の「ANA」は航空事業運営に特化し、ニーズを的確に把握し、スピーディーに品質、コストにわたり最適な業務の進めます。
なお、ANAホールディングスは現・ANAの大橋洋治取締役会長、現・ANAの伊東信一郎代表取締役社長がそれぞれ会長、社長に就任。事業会社のANAは取締役会長に伊東信一郎社長、代表取締役社長に篠辺修副社長が就任する予定です。