JAL、A350-1000を検討か

JAL、A350-1000を検討か

日本航空(JAL)はエアバスが開発中で2013年にも初フライトを予定しているA350 XWBを購入する検討を進める見通しです。3月24日付の日本経済新聞が伝えています。日経はJALはA350-1000を検討、20機程度の発注を行う見込みとしています。

エアバスは以前から日本市場での拡大を目指していましたが、なかなか進まず、先日、100機のデリバリーを発表したばかり。現在は、格安航空会社(LCC)へのA320のデリバリーで機数を伸ばしています。今後は、スカイマーク向けにA380、A330のデリバリーを予定していますが、JALが大型機導入を決めると、さらに日本でのエアバス機の拡大にもはずみがつきそう。

A350-1000は3クラス仕様で約350席程度を装備でき、777-300ERの対抗機種と見られています。このクラスではJALはすでに777-300ER以外に、787-9を20機発注しています。

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