全日空(ANA)グループは入社式を開催、新たな経営体制となりグループCEO伊東信一郎社長が一致団結し、ANAブランドの強化、グループ全社の自律と成長を呼びかけました。
東日本大震災以降、日本の再生をテーマとした動きが活発化し、大きく変化する中で、航空業界では格安航空会社(LCC)3社の運航開始、中国との関係悪化、現在も欠航する787の運航停止と逆風の中でもグループ各社の努力により、影響を最小限に食い止めている状況。その中で、エア・トランスポート・ワールドの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」受賞、スカイトラックスによる5スターキャリア認定などの評価についてグループ従業員を誇りに思うと紹介。
大きな変化が訪れる中、「航空会社の力だけでは、飛行機は飛ぶことはできないとして、グループ全員の相互信頼と協力のもと、私達の事業は成り立っています」としてグループでスクラムを組んで、乗り越えて行くことを強調しました。
また、新しい社会人に向けて、サントリーの創業者・鳥井信治郎氏の「やってみなはれ」を引き合いに、伊東CEO自身が先頭に立って、チャレンジしていくと決意を新たにし、「何としてもやってみよう」という熱意を大切にしてほしいと呼びかけました。