ロシア・インド、第5世代戦闘機の共同研究を完了

ロシア・インド、第5世代戦闘機の共同研究を完了

ロシアのスホーイは、2013年4月10日、ロシアとインドの将来多機能/第5世代戦闘機(PMI/FGFA)に関する概略と技術計画作業が完了したと発表しました。次のステップとして研究・開発(R&D)の契約が今年中に結ばれます。

ロシアとインドの第5世代戦闘機の共同開発・生産は、2007年10月18日に調印された2国間の軍事技術協力最大のプロジェクトです。2010年12月にはロシア国営武器輸出公社とスホーイ、ヒンダスタンが共同研究を契約し、ロシアはインドの技術者を教育しソフトウェアを提供しました。その後2012年1月以降、両国の技術者は情報を交換しながら研究を続けていました。

両国の技術者が作り上げた概略は、それぞれの空軍の要求が違うため、ロシア空軍向けとインド空軍向けでは若干の違いがあるとのことです。

スホーイは現在、インド空軍のSu-30MKI近代化計画と、Su-30MKIへの空対地巡航ミサイル搭載計画に関与しています。

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