ビキニ姿の女性がビーチに寝そべって、「太陽の当たるところへ行きましょ!」と言われたら、どこに行く事を想像しますか?実物はコチラ。
日本人であれば、多くのひとは沖縄とか、グアム、ハワイ、バリなどなど南国をイメージしますよね。ヨーロッパの人も地中海の暖かい海やマイアミ、気温の暖かい島を想像するそうです。
広告を出したライアンエアさんは文字通り、「太陽の当たるところ」としか考えていないようです。広告ビジュアルに「8」と示されているとおり、ビーチへの値段は8ポンドから。およそ1000円ちょっと。この値段なら、多くの人が購買意欲をそそられます。
ところが、8ポンドで予約できる目的地は、ノルウェーのオスロで、気温は0度から4度。もしサウナに入って体を温め、浜辺で寝そべったとしても、ちょっとカクテルを飲むには無理がありますねw。ほかにも、冬本番のグラスゴーやハンブルグしか出てこないことから、広告ビジュアルのように浜辺で寝転がるのは無理のようです。
そのような訳からライアンエアはイギリスで誇大広告や虚偽広告を監視、指導する広告基準局(ASA)から、「この広告はもう二度と出すなっ!」とキツくお叱りを受けました。
ただ、これまでもいろいろとやってきたライアンエアですからこれでめげる事はないでしょう。また、ハチャメチャな広告も出しそうです。でも、素直にだまされないように気をつけましょう!