運賃以外の収入が多い航空会社ベスト10

運賃以外の収入が多い航空会社ベスト10

アメリカのコンサルタント会社IdeaWorksCompanyは、2012年の航空会社の付帯収入は271億ドルだったと発表しました。2011年から1年間で20%近い19.6%の増加でした。2009年は調査対象47社の金額が135億ドルでしたが、2010年は47社の総額が214億ドル、2011年は50社の調査で226億ドル、2012年は53社で271億ドルとなっています。

この調査によると、付帯収入額が最も大きいのはユナイテッド航空の53億5200万ドルで、およそ5350億円超。2位はデルタ航空が25億7666万ドル、3位はアメリカン航空の19億8700万ドルでした。

格安航空会社(LCC)ではサウスウェスト航空が最も多く、16億5500万ドル、ライアンエアが13億8800万ドル、イージージェットが11億4770万ドルとなっています。

ただ、全体の収入額に占める付帯収入額の割合で見ると、アメリカのスピリット航空が38.5%、アレジアント・エアが29.9%、イギリスのジェットツーが26.5%、ライアンエアが21.8%、タイガー・エアウェイズが20.8%。日本に乗り入れるエアアジア・エックスが18.7%、ジェットスターが18.6%、エアアジア・グループでは18.2%といずれも高い割合を占めているのがLCC勢でした。

なお、ランキングは以下の通りです。

■付帯収入額の多い航空会社
1位 ユナイテッド航空:53億5200万米ドル
2位 デルタ航空:25億7666万米ドル
3位 アメリカン航空:19億8700万米ドル
4位 サウスウェスト航空:16億5500万米ドル
5位 カンタス航空:15億7470万米ドル
6位 ライアンエア:13億8867万米ドル
7位 エールフランス/KLM:12億573米ドル
8位 イージージェット:11億4774万米ドル
9位 USエアウェイズ:10億7330万米ドル
10位 大韓航空:7億2090万米ドル

■付帯収入額のシェアの高い航空会社(総収入に占める付帯収入の割合)
1位 スピリット航空:38.5%
2位 アレジアント・エア:29.9%
3位 ジェット・ツー:26.5%
4位 ライアンエア:21.8%
5位 タイガー・エアウェイズ:20.8%
6位 イージージェット:19.5%
7位 エアアジア・エックス:18.7%
8位 ジェットスター:18.6%
9位 エアアジア・グループ:18.2%
10位 フライビー:17.7%

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