アラブ首長国連邦のマキシムズエアカーゴは2013年6月10日、保有するA300-600RFを運航停止すると発表しました。マキシムズエアカーゴはAn-124-100、IL-76TDを保有しており、こちらの航空貨物輸送事業に注力するとしています。
貨物需要の低迷と、旅客便の増便による貨物スペースの活用により、積載量45トン程度の航空貨物需要が落ち込んでいるとしています。
保有するA300-600Fについては当面は保管し、売却、またはドライリースでの運航を予定しています。これにより経費削減を行うとしています。
ちなみに、マキシムズエアカーゴのA300-600Fのうち、現在も保有する「A6-HAZ」「A6-NIN」「A6-SUL」は日本エアシステム(JAS)、日本航空(JAL)で活躍した機体です。