ボーイングは2013年6月17日、パリ・エアショー会場で単通路機、ワイドボディ機とも増産体制に入り、航空機市場のニーズに応える体制を整えているとアピールしました。現在、ボーイングが生産している航空機のうち、737、777、787は月あたりの生産機数を増やしており、エアバスとの競争以上の需要があるとしています。また、次期777となる777X、787-10Xについても顧客からニーズをヒアリングしている状況としています。また、引き続きワイドボディ機の市場は拡大するとの見方も示しています。
一方、スカイマークからの737 MAXの導入表明を受け、こちらも1,300機を超える発注を獲得しており、開発が順調に進んでいることを強調しています。
こうした航空機需要の高まりを受け、増産体制と生産性の向上に注力していくとしています。