中部国際空港の騒音調査、周辺10地点すべてうるささ指数70下回る

中部国際空港の騒音調査、周辺10地点すべてうるささ指数70下回る

中部国際空港は2011年2月5日から2月25日まで、愛知県内の南知多町、常滑市、愛西市、弥富市、三重県の伊勢市、鳥羽市、桑名市、木曽岬町、四日市市の10地点で実施した航空機騒音の定期監視調査の結果を発表した。

10地点全てで環境基準値と比較し、住居の用に供される地域で適用される基準値のうるるささ指数(WECPNL)が70を下回っていた。調査期間にWECPNLが最も高かったのは弥富市の鍋田公民館地点で54だった。

調査は「中部国際空港に係る環境監視計画」に基づいて、航空機の騒音を監視。航空機騒音は専ら住居の用に供される地域でWECPNL70以下、住居の用に供される地域以外で通常の生活を保全する必要がある地域ではWECPNL75以下と定められている。

なお、同空港では航空機騒音の監視は年2回実施の定期監視、4地点で常時監視を行っており、セントレア情報コーナー、ウェブサイトで公開している。

メニューを開く